き‐きょう【気胸】
胸膜腔に空気が入った状態。肺が破れることによる自然気胸では、胸痛・呼吸困難を示すことが多い。また、肺結核の治療などのため、人為的に空気を入れる人工気胸が行われた。→血胸 →血気胸
きげきおんなはどきょう【喜劇・女は度胸】
山田洋次原案、森崎東監督による映画の題名。昭和44年(1969)公開。出演、渥美清、河原崎建三、倍賞美津子ほか。
きょう【胸】
[音]キョウ(漢) [訓]むね むな [学習漢字]6年 〈キョウ〉 1 首と腹の間の部分。むね。「胸囲・胸郭・胸腔(きょうこう)・胸骨・胸部/気胸」 2 胸のうち。心。「胸懐・胸襟・胸中・胸底...
くそ‐どきょう【糞度胸】
並み外れて図太い度胸。
けっ‐きょう【血胸】
胸膜腔に血液がたまった状態。→気胸 →血気胸
けつき‐きょう【血気胸】
胸膜腔に空気と血液の両方がたまった状態。→気胸 →血胸
ごう‐むね【乞胸】
江戸時代、江戸市中で辻講釈・綾取り・万歳などの雑芸をして金銭を乞うた者。
さんぺい‐かいきょう【三平開胸】
中国の故事。唐の禅僧石鞏(せっきょう)が、参禅に来た三平(義忠禅師)に弓を向けて試したところ、三平は弓を恐れず胸を開き、それは人を殺す矢か活(い)かす矢かとたずねたので、深く感じ入ったという。画...
しぜん‐ききょう【自然気胸】
外傷や人工気胸による以外の気胸。肺側の胸膜に孔(あな)があき、呼吸のたびに空気が胸膜腔にたまって肺が圧迫され、突然の胸痛や呼吸困難などの症状がみられる。
しん‐きょう【心胸】
むねのうち。心。「人間日常の情偽をして読者の—に了然とし」〈逍遥・小説神髄〉