き‐びたき【黄鶲】
ヒタキ科キビタキ属の鳥。全長14センチくらい。雄は頭・背・尾が黒、腹が白、まゆ・胸・腰が目立つ黄色で、朗らかにさえずる。雌は全体に緑褐色。日本では夏鳥として山地の森林で繁殖し、冬は東南アジアに渡...
肝(きも)が据(す)わ・る
落ち着いていてめったなことには驚かない。度胸がある。胆(たん)が据わる。「—・った人物」 [補説]「肝が座る」と書くのは誤り。
肝(きも)が小(ちい)さ・い
度量が小さい。度胸がない。
きも‐さき【肝先】
胸。また、こころ。「ぐっと—に徹(こた)えたのである」〈紅葉・二人女房〉
きも‐だめし【肝試し】
人が恐れる場所に行かせるなどして、度胸があるかどうかを試すこと。
きもち‐わる・い【気持ち悪い】
[形] 1 心身の状態が悪い。胸や胃が重苦しかったり、吐き気がしたりする。「食べ過ぎて—・くなる」 2 見たり触ったりしたときの感じが悪い。「—・い色の虫」「靴が湿っていて—・い」 3 不満や疑...
きゃ‐ふ【脚布】
婦人の腰巻き。「おのれが姉は—せずに味噌買ひに行く」〈浮・胸算用・四〉
きや‐きや
[副](スル) 1 からだの一部がするどく痛むさま。「何か胸が—して、はらはらと落涙した」〈鏡花・高野聖〉 2 危ぶんでひやひやするさま。「わしゃ危うて—する」〈浄・丹波与作〉
きゅう‐び【鳩尾】
1 胸骨の下のくぼんだ所。みぞおち。 2 「鳩尾の板」の略。
きゅうび‐の‐いた【鳩尾の板】
鎧(よろい)の付属品の名称。胸板の左のはずれを防御する細長い鉄製の革包みの板。はとのおのいた。