けつき‐きょう【血気胸】
胸膜腔に空気と血液の両方がたまった状態。→気胸 →血胸
けなり‐が・る【異なりがる】
[動ラ四]《形容詞「けなりい」の語幹に接尾語「がる」の付いたもの》うらやましく思う。「芸子に目をつかはせ、下なる見物に—・らせける」〈浮・胸算用・三〉
けら【螻蛄】
直翅(ちょくし)目ケラ科の昆虫。体長約3センチ。頭部と前胸は頑丈で、前足はモグラに似てくまで状。地中に穴を掘ってすみ、昆虫などを捕食するほか植物の根なども食う。後ろ翅(ばね)が長く、夜飛んで灯火...
けり【鳧/計里】
チドリ科の鳥。全長約36センチ。頭から背は灰褐色、腹部は白く、胸に黒色の線がある。本州北部と近畿地方の草原や田畑で繁殖。ケリリ、キリリイと鳴く。《季 夏》「—の子の浅田にわたる夕かな/暁台」
けわた‐がも【毛綿鴨】
カモ科の鳥。全長約56センチ。雄はくちばしと額が橙(だいだい)色、頭が薄い青、ほおが緑、胸が黄色、背と腹が黒い。雌は全体に茶色。太平洋・大西洋北部に分布。広くは、北極圏を中心に分布する4種の総称...
けんけん‐ふくよう【拳拳服膺】
[名](スル)《「礼記」中庸から。「服膺」は胸につけて離さない意》心に銘記し、常に忘れないでいること。「父親のその遺言を—し」〈梅崎・砂時計〉
ゲラダ‐ひひ【ゲラダ狒狒】
《gelada baboon》オナガザル科の哺乳類。雄は体長約70センチで雌はそれよりやや小さく、全身褐色の毛で覆われ、胸に無毛の赤い部分がある。雄の肩にはマント状の長毛が生える。エチオピアに分布。
げんじ‐ぼたる【源氏蛍】
ホタル科の昆虫。体長約1.5センチで日本産最大。体は黒く、胸部は赤橙(せきとう)色で黒い十字紋がある。腹端に発光器をもち、夜強く光る。幼虫は清流にすみカワニナなどを食う。本州・四国・九州に分布。...
こ【是/此】
[代]近称の指示代名詞。これ。ここ。 1 眼前の、または話題の事物をさし示す。この。「沖つ鳥胸(むな)見る時羽たたぎも—も相応(ふさ)はず」〈記・上・歌謡〉 2 話し手に近い場所をさし示す。ここ...
こう【腔】
[人名用漢字] [音]コウ(カウ)(呉)(漢) クウ(慣) 体内で空になっている所。「胸腔・口腔・体腔・鼻腔・腹腔・満腔」 [補説]医学では「口腔」「鼻腔」の場合に「クウ」と読む。