あぶら【油/脂/膏】
1 水に溶けず、水よりも軽い可燃性物質の総称。動物性・植物性・鉱物性があり、食用・灯火用・燃料用・化学工業の原料など用途が広い。 ㋐動物の肉についている脂肪分。脂身(あぶらみ)。「—の多い切り身...
あぶら‐あし【脂足】
脂性(あぶらしょう)の足。
あぶら‐あせ【脂汗】
じっとりとにじみ出る汗。特に、緊張しているとき、苦しいときなどに出る汗。「—を流す」
脂(あぶら)が乗(の)・る
1 魚や鳥などが季節によって脂肪が増え、味がよくなる。「よく—・ったブリ」 2 調子が出て仕事や勉強がはかどる。「演技に—・ってきた」
あぶら‐ギッシュ【脂ギッシュ】
[形動]《脂ぎる+エネルギッシュからの造語》俗に、顔などに脂が浮いているさま。また、精力的ではあるがしつこさを感じさせるさま。「—な肌」「—な男」
あぶら‐ぎ・る【脂ぎる】
[動ラ五(四)] 1 表面に脂が浮かび出て、ぎらぎらする。「—・ったスープ」 2 精力的でしつこい感じがする。「—・った中年男」
あぶら‐ぐすり【脂薬/膏薬】
種々の薬物を脂で練りあわせた薬。塗り薬・貼り薬として用いる。こうやく。
あぶら‐け【油気/脂気】
《「あぶらっけ」とも》 1 物の中に含まれている油分。 2 脂肪分を多く含むこと。「—の多い肉」
あぶら‐しょう【脂性】
皮膚の表面がいつも脂ぎっている体質。⇔荒れ性。
あぶらっ‐こ・い【脂っこい/油っこい】
[形] 1 食品などのあぶら気が強い。「—・い料理」 2 性質・態度などがあっさりしていず、しつこい。「—・い語り口」 [派生]あぶらっこさ[名]