ふしょく‐れんさ【腐食連鎖】
食物連鎖において、動植物の遺骸や排泄物などが細菌などに分解されて栄養利用されること。→生食連鎖 →寄生連鎖
ふ‐しん【腐心】
[名](スル)ある事を成し遂げようと心をくだくこと。苦心。「会社の再建に—する」
ふ‐じゅ【腐儒】
全くの役に立たない儒者。くされ儒者。気力も意欲もない学者をののしっていう語。
ふ‐じゅく【腐熟】
[名](スル)下肥(しもごえ)・堆肥などがよく発酵して腐ること。「三ケ月以上—した人糞肥料でなければ」〈島木健作・続生活の探求〉
ふ‐じょし【腐女子】
《「婦女子」に掛けた語》アニメーションや漫画、特にやおい・ボーイズラブ系の作品への嗜好が強い女性をさす隠語。当人たちが「世間受けしない趣味をもつ腐った女子」と自虐的に用いたことからという。
ふ‐せい【腐生】
生物が、他の生物の死体や排泄物などを栄養源として生活すること。死物寄生。
ふせい‐きん【腐生菌】
生物遺体の分解など、腐生によって栄養を摂取する菌類の総称。
ふせい‐しょくぶつ【腐生植物】
菌従属栄養植物の旧称。
ふそ‐びょう【腐蛆病】
ミツバチの幼虫に感染する細菌性の伝染病。家畜伝染病の一つ。王乳や花粉・蜜を介して幼虫に経口感染する。主に1〜2日齢の有蓋房の蜂児が感染するアメリカ腐蛆病と、4〜5日齢の無蓋房の蜂児が感染するヨー...
ふ‐でい【腐泥】
藻類などの遺骸(いがい)やそれが腐朽した物質を多量に含む軟泥。無酸素層をもつような水域に堆積(たいせき)がみられる。