こく・する【克する/剋する】
[動サ変][文]こく・す[サ変] 1 五行の運行で、相克する。また、二つのものが対立して互いに争う。「両性の相(あい)—・するような家庭は」〈藤村・新生〉 2 負かす。しのぐ。「良人を—・する腕...
コケット【(フランス)coquette】
[名・形動]男好きのするなまめかしい女性。色っぽい女。また、そのさま。「—なしぐさ」「ドイツ士官が若い—と腕を組んで」〈寅彦・旅日記から〉
こ‐だま【小玉】
1 小さい玉。 2 弥生時代から古墳時代にかけて、首飾り・腕飾りなどに用いた直径5、6ミリの丸い玉。多くガラス製。 3 「小玉銀」の略。
こつ‐ぜん【兀然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 高く突き出ているさま。「富士は—としてその巨(おお)いなる斑(まだら)の頂をあらわした」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉 2 じっと動かないさま。「独り—と腕を拱(...
こつ‐にくしゅ【骨肉腫】
骨にできる悪性腫瘍(しゅよう)。大腿骨(だいたいこつ)下端、脛骨(けいこつ)・上腕骨などの上端に発生することが多く、痛み、赤くはれる。肺などに転移することもある。青少年期の発病が多い。
こ‐て【籠手/小手】
1 弓を射るとき、左のひじを保護するために掛ける革製の覆い。弓籠手(ゆごて)。手纏(たまき)。 2 鎧(よろい)の付属具で、肩先から腕を覆うもの。袋状の布地に鉄金具や鎖をとじつけてある。 3 剣...
こまぬ・く【拱く】
[動カ五(四)] 1 腕組みをする。「手ヲ—・イテ立ツ」〈和英語林集成〉 2 (「腕をこまぬく」などの形で)何もしないで傍観する。「手を—・いて待つ」
こまね・く【拱く】
[動カ五(四)]「こまぬく」の音変化。「腕を—・いてみている」
コミュニケーション‐スキル【communication skill】
他者と円滑なコミュニケーションをとるための技術や手腕。「—が高い人」→コミュニケーション能力
こらがて‐を【児等が手を】
[枕]妻や恋人の腕を巻く(=枕にする)の意から、「巻く」と同音の部分を含む地名「巻向山(まきむくやま)」にかかる。「—巻向山は常にあれど過ぎにし人に行き巻かめやも」〈万・一二六八〉