こがね‐ぐも【黄金蜘蛛】
コガネグモ科のクモ。体長は雌2〜3センチ、雄約5ミリ。雌の腹部には黒地に3本の黄色帯があり、脚は黒色で一部が灰白色。人家近くに円い網を張る。鹿児島県や高知県ではこのクモを戦わせる行事がある。地方...
こしあき‐とんぼ【腰明蜻蛉】
トンボ科の昆虫。体は黒色で腹部の途中が白色。夏、各地にみられる。《季 秋》
こつばん‐ないぞう【骨盤内臓】
腹部内臓のうち、骨盤腔(こつばんくう)にある臓器。膀胱(ぼうこう)・尿道・直腸・肛門(こうもん)の他に、男性では精嚢(せいのう)・精管・前立腺、女性では卵巣・子宮・卵管・膣(ちつ)などがある。骨...
このは‐むし【木の葉虫】
ナナフシ目コノハムシ科の昆虫の総称。体長6〜8センチ、全体に緑色。背腹は扁平で腹部と脚が葉片状に広がる。雌の前翅(まえばね)の翅脈は葉脈に似て、木の葉そっくりに見せる。熱帯アジア、南太平洋諸島に分布。
こま‐どり【駒鳥】
1 ヒタキ科コマドリ属の鳥。全長14センチくらい。上面は赤褐色、腹部は白っぽい。ヒンカラカラカラとさえずる声が馬のいななきに似る。日本では夏鳥として渡来、山地の森で繁殖し、冬、中国南部に渡る。《...
ごま‐さば【胡麻鯖】
1 スズキ目サバ科の海水魚。全長約50センチ。マサバに似るが、腹部に小黒点が多数ある。太平洋の暖海に分布。 2 サバの刺身を、たれとごまであえたもの。福岡の名物料理。
さいけん‐しゅじゅつ【再建手術】
乳癌(にゅうがん)の治療で切除した乳房の形を手術によって復元すること。患者の背中や下腹部の脂肪組織を用いる方法と、シリコンなどの人工物を使用する方法がある。乳房再建術。
さくら‐うぐい【桜鯎】
桜の花が咲くころにとれるウグイ。腹部が赤い婚姻色を帯びるところからいう。《季 春》「散りうかぶ—の日和(ひより)かな/蓼太」
さめ‐びたき【鮫鶲】
ヒタキ科サメビタキ属の鳥。スズメより小形で、全体に暗褐色、下腹部は白い。アジアに分布。日本では夏鳥。《季 夏》
さるくい‐わし【猿喰鷲】
タカ科の鳥。頭に冠羽があり、体上面は灰褐色で腹部は白い。カニクイザルなど大形の動物を常食とする。フィリピンの特産で、フィリピンワシともいう。