みゃくらく‐まく【脈絡膜】
眼球壁を構成する薄膜の一。網膜と強膜との間にある。血管とメラニン色素に富み、眼球の栄養をつかさどり、瞳孔以外からの光を妨げて眼球内の暗さを一定にしている。
もう‐まく【網膜】
眼球を覆う最も内側の膜。目の最も重要な部分で、外界の光を受けて像を結ぶ。視細胞と視神経の末端とが分布していて、視細胞から刺激が視神経によって脳に伝えられ、色や明暗を識別する。 [補説]神経網膜と...
もうまく‐ぜんまく【網膜前膜】
網膜の中心にある黄斑部に薄い膜ができる病気。網膜にしわができ、物がゆがんでみえたり、視力が低下したりする。
もうみゃくらく‐まく【網脈絡膜】
網膜と脈絡膜の総称。
ゆうき‐はくまく【有機薄膜】
導電性高分子などの有機半導体からなる薄膜。有機薄膜型太陽電池や有機薄膜CMOS(シーモス)イメージセンサーなどに用いられる。
ゆ‐まく【油膜】
水や物体の表面にできる油の膜。
よう‐まく【羊膜】
脊椎動物の羊膜類などでみられる胎児を包む膜。胚膜の一で、最も内側にあり、中は羊水で満たされる。内面は外胚葉(がいはいよう)、外面は中胚葉から生じたもの。
らんかく‐まく【卵殻膜】
鳥類や爬虫類(はちゅうるい)の卵の卵殻の内側にある、内卵殻膜・外卵殻膜の2層の膜。主にたんぱく質のケラチンの繊維からなる。
ラングミュアブロジェット‐まく【ラングミュアブロジェット膜】
《Langmuir-Blodgett film》⇒LB膜
らん‐まく【卵膜】
動物の卵を包んでいる被膜の総称。鶏では、卵白・卵殻膜・卵殻の3層をなす。