しんけい‐ブロック【神経ブロック】
末梢神経や神経叢(しんけいそう)などに局所麻酔薬を作用させて、その部位よりも末梢の神経への伝達を抑制する治療法。疼痛(とうつう)緩和のほか、顔面神経麻痺・突発性難聴・多汗症などの治療にも用いられ...
しんけい‐もうまく【神経網膜】
網膜の内側を形成する組織。視細胞や神経節細胞など多種類の細胞が層状に重なり、光を感知し、脳へ情報を伝達する。
しん‐ざつおん【心雑音】
心臓の拍動に伴う、正常な心音以外の音。弁膜の障害などで生じる。
しん‐しっかん【心疾患】
心臓およびその周りにある冠動脈や心膜に起こる病気の総称。心臓病。
しんしゅつせい‐たいしつ【滲出性体質】
乳幼児期にみられる過敏体質の一。皮膚や粘膜が過敏で、湿疹(しっしん)や呼吸器・消化器などの炎症を起こしやすい。
しんしゅつせい‐ちゅうじえん【滲出性中耳炎】
鼓膜の奥の中耳腔(鼓室)に滲出液が貯まる中耳炎。鼓膜の動きが悪くなり、聞こえが悪くなるが、痛みや腫(は)れなどが起きることはまれである。急性中耳炎が完治していない場合や、アレルギーなどによって耳...
しんじゅしゅせい‐ちゅうじえん【真珠腫性中耳炎】
外耳道や鼓膜の上皮組織が中耳腔に入り、増殖して真珠のような塊を作る炎症性の疾患。周囲の骨を破壊し、難聴や顔面神経麻痺などの合併症を引き起こす。手術による切除が必要。
しんじゅん‐がん【浸潤癌】
癌細胞が上皮組織の基底膜を破り、周辺の組織へ入り込んで増殖する癌。浸潤性癌。
しんせい‐けっかん【新生血管】
既存の血管から分岐して新しく形成された血管。胎児の成長過程、創傷の治癒過程などで形成されるが、関節リウマチなどの慢性炎症や糖尿病網膜症、悪性腫瘍などの疾患にも関与している。例えば、癌細胞は新生血...
しん‐ぞう【心臓】
1 血液循環の原動力となる器官。収縮と拡張を交互に繰り返し、静脈から戻ってくる血液を動脈に押し出し、全身に送るポンプの働きをする。ヒトでは握りこぶし大で、胸腔内の横隔膜のすぐ上、やや左側にあり、...