ちょうかん‐まく【腸間膜】
空腸・回腸などの腸管を包み、後腹膜からつり下がる腹膜のひだ。二重の腹膜が癒着したもので、薄いが強く、扇状に広がって長い腸を支持し、血管や神経が多数分布する。
ちょう‐けっかく【腸結核】
肺・喉頭(こうとう)などの結核の病巣から、結核菌が粘液・痰(たん)などとともに飲みくだされ、腸粘膜を冒すことによって発生する二次性の結核。下痢・発熱・腹痛などの症状がみられる。
ちょう‐こつ【長骨】
大腿骨(だいたいこつ)など、長い管状の骨。両端は球状をなし、外表面はかたい骨膜で覆われ、内部に骨髄を満たしている。管状骨。→短骨
ちょう‐しゅっけつ【腸出血】
腸粘膜が傷ついて出血すること。腸結核・腸チフスなどでみられることがある。
ちょうしょう‐きん【長掌筋】
前腕にある屈筋の一つ。上腕骨の内側上顆(じょうか)(ひじの小指側の突起)から手首まで伸びる細長い筋。筋腹は短く、長い停止腱は手首で手掌腱膜(しゅしょうけんまく)に移行する。手首の屈曲に関与するが...
ちょうしんすい‐せい【超親水性】
光触媒の機能の一つ。光が当たると、表面の化学構造が変化し、水を吸着しやすくなる。そのため、水が水滴にならず、薄く膜状に広がる。この性質により、曇り止めなどに応用される。また、ほこりや汚れが付きに...
ちょう‐せん【腸腺】
小腸や大腸の粘膜にあり、腸液を分泌する腺細胞。
ちょう‐せんこう【腸穿孔】
腸壁に孔があくこと。潰瘍(かいよう)・悪性腫瘍・虫垂炎などで生じ、急性腹膜炎の原因となる。
ちょうてんかん‐きょり【頂点間距離】
1 眼鏡のレンズの後面から角膜頂点までの距離。VD(vertex distance)。 2 コンピューターネットワークで2つのノード(頂点)を結ぶ最短経路の長さ。ノード間距離。平均頂点間距離。
ちょう‐とう【鳥痘】
鳥類がかかるウイルス性の伝染病。鶏痘をはじめ、ポックスウイルス科アビポックスウイルス属のDNAウイルスによって引き起こされる痘瘡(とうそう)の総称で、羽毛がない皮膚や粘膜にできものが現れる。鳥ポ...