トリコモナス【(ラテン)Trichomonas】
鞭毛(べんもう)虫綱トリコモナス属の原生動物の総称。体は西洋ナシ形で、鞭毛と波動膜をもつ。膣(ちつ)内に寄生する種もある。
と‐りょう【塗料】
物の表面に塗って皮膜を作り、保護また着色・装飾するための流動性の物質の総称。漆・ペンキ・ワニスなど。
トンネルじきていこう‐こうか【トンネル磁気抵抗効果】
強磁性の金属層に挟まれた薄い絶縁膜を通って流れるトンネル電流が磁場により変化する現象。1975年の発見当時は試料をセ氏零下270度近くまで冷却する必要があったが、1995年に同様の現象が室温でも...
トンネル‐でんりゅう【トンネル電流】
量子力学のトンネル効果により、薄い絶縁膜やエネルギー障壁を超えて、山のトンネルを通るようにして流れる電流のこと。エサキダイオードはこれを利用したもの。
どう‐かん【導管/道管】
1 物、特に液体や気体を、ある場所から他の場所へ送る管。 2 被子植物で、維管束の木部の主要構成部分。根が吸収した水分を枝・葉に送るための組織で、円柱形または多角柱形の細胞が縦に連なったもの。境...
どうし‐るい【同翅類】
半翅目同翅亜目の昆虫の総称。翅(はね)はすべて膜質。セミ・アブラムシなど。
どうでんせい‐プラスチック【導電性プラスチック】
電気を通すプラスチック。一般に、絶縁性をもつプラスチックに、金属や炭素繊維などの無機導体を練りこんだり、表面に導体の薄膜を形成したりして導電性をもたせた複合材料をさす。それ自身が導体である高分子...
どうみゃく‐かいり【動脈解離】
動脈の内膜にできた裂け目から血液が流れ込み、血管の中膜が2層に分離し、血管壁内に血流路(偽腔)ができた状態。
どくつる‐たけ【毒鶴茸】
テングタケ科のキノコ。有毒。夏から秋にかけて広葉樹林・針葉樹林などに生える。傘は直径5〜15センチで、丸形から平らに開く。柄の上部に鍔(つば)状の膜がある。全体が白色。猛毒で、中毒死の事例も多い。
ドナー【donor】
《寄付者・寄贈者の意》 1 献血者や、臓器移植における角膜・腎臓などの提供者、骨髄移植おける骨髄の提供者のこと。→レシピエント 2 半導体の結晶に混ぜられる、原子価のより大きい不純物。伝導帯に電...