しつがい‐こつ【膝蓋骨】
膝関節の前面にある、平たい皿状の骨。ひざの皿。
しつがいこつ‐せん【膝蓋骨尖】
膝蓋骨の下端のとがった部分。→膝蓋骨底
しつがいこつ‐てい【膝蓋骨底】
膝蓋骨の上端の広い部分。大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の大腿直筋と中間広筋の腱が付着している。→膝蓋骨尖(しつがいこつせん) [補説]膝蓋骨は、先端を下に向けた扁平(へんぺい)なクリの実のよう...
しつがい‐じんたい【膝蓋靭帯】
⇒膝蓋腱(けん)
しつ‐しんけいせつ【膝神経節】
顔面神経を構成する感覚神経の細胞体が集まっている部分。顔面神経管の途中にある。名称は、ここで顔面神経が膝のように折れ曲がっていることから。
し‐はちへい【詩八病】
漢詩を作るときに、避けなければならない八つの事柄。同じ平仄(ひょうそく)を重複する平頭(へいとう)・上尾・蜂腰(ほうよう)・鶴膝(かくしつ)、同韻字を重複しすぎる大韻・小韻、語頭子音を重複する旁...
しめ‐よ・せる【締(め)寄せる】
[動サ下一][文]しめよ・す[サ下二]締めて一つに寄せる。また、締めて近寄せる。「たこはいっかなはなれもやらずなおすいつきて—・せるうち」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
しゃがむ‐どぐう【しゃがむ土偶】
昭和27年(1952)、福島県福島市の上岡遺跡から出土した土偶の通称。高さは21.3センチと大形。縄文時代後期につくられた女性像で、膝を立てて座り腕を組んだポーズは、座産または祈りをささげる姿と...
しゅし‐こつ【種子骨】
特定の腱(けん)や靭帯(じんたい)の中にみられる、植物の種子に似た形の骨。手足の親指の付け根などにあり、腱と骨の摩擦を軽減するなどの働きがある。膝蓋骨(しつがいこつ)もその一つ。
しゅ‐しょく【酒食】
[名](スル)酒を飲み、物を食べること。酒と食物。「かの牛店(うしや)にて—していたるに」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉