ごてん‐ば【御殿場】
歌舞伎・人形浄瑠璃の時代物で、公卿や高貴な武士の邸宅を舞台とした場面。御殿の場。
ゴメスのなはゴメス【ゴメスの名はゴメス】
結城昌治の長編小説。昭和37年(1962)刊行。南ベトナムを舞台とするスパイ小説。
さいかいげんしりょくはつでんしょ【西海原子力発電所】
井上光晴の小説。昭和61年(1986)、文芸誌「文学界」7・8月号に掲載。閉鎖的な過疎の町を舞台に、原子力発電所の危険性と地域経済依存の葛藤を描く。
サウンド‐オブ‐ミュージック【The Sound of Music】
ロジャース作曲、オスカー=ハマースタイン2世作詞・脚本によるミュージカル。1959年ブロードウエーで初演。第二次大戦前夜のオーストリアを舞台に、歌の好きな修道女マリアとトラップ一家の交流を描いた...
さぎとゆき【鷺と雪】
北村薫の中編推理小説。昭和初期を舞台に、士族の令嬢英子と、お抱え運転手の別宮(べっく)みつ子ことベッキーさんが事件の謎を解くシリーズ作品の一つ。平成21年(2009)刊行。同年、第141回直木賞受賞。
さけびとささやき【叫びとささやき】
《原題、(スウェーデン)Viskningar och rop》スウェーデン映画。1972年の作品。監督・脚本はベルイマン。19世紀末のスウェーデンの大邸宅を舞台に、上流階級の3人姉妹と一人の侍女...
さし‐だし【差(し)出し】
1 差し出すこと。 2 母屋(もや)からさしかけに張り出した下屋(げや)。 3 芝居の舞台、特に花道で、役者の顔をよく見せるため、柄のついた燭台(しょくだい)を二人の後見が前後から差し出すもの。...
サスペンション‐ライト【suspension light】
舞台上部から垂直に投光する照明器具の総称。ボーダーライトを除き、主としてスポットライトを使用。
さびたほのお【錆びた炎】
小林久三の長編小説。昭和52年(1977)刊行。大病院を舞台とするミステリー。
さほう‐の‐まい【左方の舞】
雅楽で、左方の楽により、左方の舞人がまう舞。中国・インド系の舞で、舞人は朱色系統の装束をつけ、舞台向かって左側から出入りする。左舞(さまい・さぶ)。⇔右方の舞。