もえもしり‐とう【萌茂尻島】
歯舞群島西部の無人島。第二次大戦後はソ連、のちにロシア連邦の統治下。
もくぎょいり‐あいかた【木魚入り合方】
歌舞伎下座音楽の一。寺・墓場や寂しい野原などの場面で、合方に木魚の音を加えたもの。
も‐こ【模糊/糢糊】
[ト・タル][文][形動タリ]ぼんやりしているさま。はっきりしないさま。「曖昧(あいまい)—」「余(よ)は—たる功名の念と」〈鴎外・舞姫〉
もじ‐てすり【綟手摺り】
人形芝居の舞台で、人形遣いの姿が観客に見えるように、手摺りの下の部分に紗(しゃ)を張ったもの。→手摺り2
もじ‐ばり【綟張り】
歌舞伎の大道具で、一部に紗(しゃ)を張って、後ろの背景や俳優などがかすんで見えるようにしたもの。背後から徐々に照明を当てるとしだいに見えてくるので、亡霊の出現などに用いる。
モダン‐ダンス【modern dance】
20世紀に、伝統的なバレエに対抗して興った新しい芸術舞踊。自由で個性的な表現を重視する。ドイツ・アメリカで発達。
もちづき【望月】
謡曲。四番目物。主君安田友治の敵の望月秋長を討とうとした小沢刑部友房が、安田の妻子に芸をさせ、みずからも獅子を舞い、すきを見て望月を殺す。
もったい‐ぶ・る【勿体振る】
[動ラ五(四)]いかにも重々しく振る舞う。「—・って教えてくれない」
もって‐の‐ほか【以ての外】
[名・形動] 1 とんでもないこと。けしからぬこと。また、そのさま。「—な(の)振る舞い」 2 予想を越えて程度がはなはだしいこと。また、そのさま。「事の由を人の風説(うわさ)に伝え聞て、—なる...
もとめご‐うた【求子歌】
東遊(あずまあそ)びの中の歌曲。求子舞(もとめごまい)を伴う。