さんじっこく‐ぶね【三十石船】
米30石相当の積載能力を有する和船。特に江戸時代、淀川を通って伏見・大坂間を往来した客船をいう。三十石。
さんや‐ぶね【山谷船】
江戸時代、新吉原通いの遊客を乗せて山谷堀を上下した猪牙舟(ちょきぶね)。
ざいわり‐ぶね【氷割船】
《「ざい」は氷の意》江戸中期以降、蝦夷地の諸港にその年の春最初に入港した内地からの廻船。食料・衣類などを運んで来た。
シェンチョウ【神舟】
中華人民共和国の宇宙船の名。ロシアのソユーズ宇宙船に似た構造をもつ。第1号の打ち上げは1999年11月。5号(2003年10月打ち上げ)で有人宇宙飛行に成功。9号(2012年6月打ち上げ)で無人...
しん‐しゅう【神舟】
⇒シェンチョウ
しおひ‐ぶね【潮干船】
潮干狩りをする人を乗せる船。《季 春》「—浮かみ上りて帰るなり/虚子」
しお‐ぶね【塩船】
1 塩を輸送する船。 2 江戸時代、赤穂(あこう)など瀬戸内産の塩を江戸に運送した廻船。
しお‐ぶね【潮舟/汐舟】
海を行く舟。「久慈川は幸(さけ)くあり待て—にま梶(かぢ)しじ貫(ぬ)き我(わ)は帰り来む」〈万・四三六八〉
しきね‐の‐ふね【敷(き)寝の船】
七福神と宝物をのせた船の絵。元日または2日の夜、枕の下に敷いて寝ると、よい初夢を見るとされた。宝船。
しちしゅ‐の‐ふね【七種の船】
七夕(たなばた)祭りに、7種の供物を積んで織女星に手向ける船。妻迎え船をかたどったもの。《季 秋》