フアンフェルナンデス‐しょとう【フアンフェルナンデス諸島】
《Archipiélago Juan Fernández》南太平洋の東部にある諸島。チリ領。本土の沖合約650キロメートルから830キロメートルに位置する。デフォーの小説「ロビンソン=クルーソー...
フェニキア‐じん【フェニキア人】
セム族に属する一民族、カナーン人のギリシャ名。前3000〜前2000年ごろ、地中海東岸中部に多数の都市国家や植民市を建設。航海に長じて海上交易に従事、その活動範囲は大西洋やインド洋に及び、各地に...
ふな‐ぞろえ【船揃へ】
多くの船が航海のために勢ぞろいして準備をととのえること。「摂津国渡辺より—して、八島へすでに寄せんとす」〈平家・一一〉
ふな‐だま【船玉/船霊/船魂】
1 航海の安全を守る神。住吉神(すみのえのかみ)・水天宮・金比羅権現などで、そのお札を船内に貼る。 2 漁船の守護神として信仰されている神霊。新造のとき、船大工が女性の毛髪や人形(ひとがた)・さ...
ぶ‐じ【無事】
[名・形動] 1 普段と変わりないこと。また、そのさま。「日々を—に送る」「平穏—」 2 過失や事故のないこと。また、そのさま。「航海の—を祈る」「—に任務を果たす」「手術が—終了する」 3 健...
ブリンディジ【Brindisi】
イタリア南部、プーリア州の港湾・工業都市。サレント半島北岸、アドリア海に面した天然の良港を擁し、古くからギリシャ、アジア方面への海の玄関口として栄えた。大航海時代以降、重要性が薄れて長らく停滞し...
ブーゲンビル‐とう【ブーゲンビル島】
《Bougainville Island》パプアニューギニア東部の島。地理的にはソロモン諸島に属す。中心地は南東部のアラワ。ココア・ココヤシや銅を産出。第二次大戦中、日本軍が占領。連合軍との激戦...
ヘリオス【Hēlios】
ギリシャ神話で、太陽の神。毎日、4頭立ての馬車で天空を東から西に横切り、夜の間に黄金の杯で大洋オケアノスを航海して、東に戻ると考えられていた。
べざい‐せん【弁才船/弁財船】
江戸時代に内航海運で活躍した和船の形式。船底材の先に船首材、後ろに幅広の戸立てをつけ、三段の外板などを組み合わせ、四角帆1枚を用いるもの。帆走性能がよく、少数の乗組員で運航できるため、瀬戸内海を...
ベルデ‐みさき【ベルデ岬】
《Cap Vert》アフリカ大陸最西端の岬。大西洋に突出し、岬の先端部にセネガルの首都ダカールがある。沖合にゴレ島、大西洋上約500キロメートルのところにカーボベルデの島々がある。大航海時代、周...