か‐どんす【花緞子】
花文様を織り出した緞子。
かない‐みつせん【花内蜜腺】
被子植物で、花に存在する蜜腺。⇔花外蜜腺。
か‐ひ【花被】
萼(がく)と花びらの総称。また、その区別がつかないときの両者の呼称で、チューリップ・ヤマユリなどにみられる。コケ植物では、造卵器を保護する袋状の器官をいう。花蓋(かがい)。
か‐び【華美/花美】
[名・形動]はなやかで美しいこと。また、はなやかすぎて不相応なこと。また、そのさま。派手。「—を極める」「—な服装」
か‐びん【花瓶】
花を生ける、壺形や筒形をした容器。陶磁器・金属製・ガラス製などのものがある。
か‐ふ【花布】
1 細かい花模様を染織したり、刺繍(ししゅう)したりした布。印花布。 2 更紗(サラサ)の異称。
か‐ふ【花譜】
花を、四季の順や分類などに従って記録した図譜。
か‐ふん【花粉】
種子植物の雄しべの葯(やく)の中にできる粉状の細胞。雄性の配偶体。雌しべの柱頭につくと花粉管を伸ばす。
かふん‐か【花粉荷】
ミツバチが花粉を集めて団子状に丸めたもの。後肢の毛が密生した部位に付着させて巣に運ぶ。花粉団子と通称される。ビーポーレン。
かふん‐かん【花粉管】
花粉が発芽してできる管状の構造。雌しべの柱頭内に伸びて胚珠(はいしゅ)に達し、花粉内の精核を胚嚢(はいのう)内の卵細胞に導いて受精させる。