せきが‐さいぼう【赤芽細胞】
赤血球になる前の幼若な細胞。ふつう新生児以外では骨髄中にみられる。赤芽球。
せっ‐し【切枝/截枝】
樹木の枝を切りとり、切り口に新しい枝を発芽させること。
せっちゅう‐なわしろ【折衷苗代】
水苗代と畑苗代とを折衷したもの。発芽前後に湛水(たんすい)したり干したりして水量を変える方式で、均一で丈夫な苗ができ、暖地の多収穫栽培に適する。
せんい‐さいぼう【線維細胞/繊維細胞】
1 植物で、繊維組織を構成する細胞。細胞壁が木化して肥厚した死細胞で、きわめて細長い形をしている。 2 動物の線維性結合組織を構成する細胞。線維芽細胞。
栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し
白檀(びゃくだん)は発芽のころから香気を放つ。大成する人は幼少のときからすぐれているというたとえ。
せん‐ちゃ【煎茶】
1 緑茶の一種。茶葉の新芽を製したもの。 2 葉茶を煎じて飲むこと。また、その煎じ出した茶。
ぜに‐ごけ【銭苔/地銭】
1 ゼニゴケ科の苔(たい)類。湿地などに群生する。緑色の葉状体で幅約1センチ、長さ約5センチ。地をはい、二股状に分かれる。雌雄異株。傘状の生殖器が上に伸び、雄器托は円盤状、雌器托は手のひら状に裂...
ぜん‐こつずいきゅう【前骨髄球】
造血幹細胞が前駆細胞を経て顆粒球に分化する過程の初期の段階で、骨髄芽球から分化する細胞。
ぜんまい【薇/紫萁】
ゼンマイ科の多年生のシダ。山野に生え、高さ0.5〜1メートル。春先、胞子葉を出し、次いで、長三角形の小葉からなる羽状複葉の栄養葉を出す。どちらも芽生えは綿毛で覆われ、発条(ぜんまい)状に巻いてい...
ぜんまい‐おり【薇織(り)】
ゼンマイの若芽の綿毛を綿の繊維に撚(よ)り込んだ糸を横糸に、綿糸を縦糸に用いて織った織物。山形・秋田・青森地方で、防水性に富むので雨ガッパなどに利用した。