もう‐そう【妄想】
[名](スル)《古くは「もうぞう」とも》 1 根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。「—にふける」「愛されていないと—してひとりで苦しむ」 2 仏語。とらわれの心によって、真実でない...
もだ・える【悶える】
[動ア下一][文]もだ・ゆ[ヤ下二]苦痛などのあまりからだをよじる。思いわずらって苦しむ。煩悶(はんもん)する。「激しい痛みに身を—・える」「道ならぬ恋に—・える」
もん【悶】
[音]モン(呉) [訓]もだえる 1 もだえ苦しむ。「悶死・悶絶・悶悶/苦悶・煩悶」 2 もつれる。「悶着」
もん‐もん【悶悶】
[ト・タル][文][形動タリ]悩み苦しむさま。「—として夜を明かす」
やせ‐おんな【痩せ女】
1 やせた女。 2 能面の一。地獄に落ちてなお、愛欲の執心に苦しむ女の亡霊を表す。「砧(きぬた)」「定家(ていか)」「求塚(もとめづか)」の後ジテなどに用いる。
やみ‐きんゆう【闇金融】
《「ヤミ金融」とも書く》貸金業の登録をしていない貸金業者が行う融資。法定金利を超える高金利を請求される。また、その不法な貸金業者のこと。闇金。「—の取り立てに苦しむ」
や‐や・む
[動マ四]《「弥(や)病む」の意かという》ひどく悩む。思いわずらう。ますます苦しむ。「いと苦しげに—・みて」〈源・宿木〉
ゆう‐もん【憂悶】
[名](スル)思い悩み、苦しむこと。「事業の不振に—する」
ゆき‐なや・む【行(き)悩む】
[動マ五(四)] 1 うまく進めなくて苦労する。「吹雪で—・む」 2 物事が思うように進まないで苦しむ。「交渉が—・む」
わずら・う【煩う/患う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (煩う)あれこれと心をいためる。思い悩む。「両方の何れだろうかと—・って待っていた」〈漱石・それから〉 2 (患う)病気で苦しむ。古くは「…にわずらう」の形で用いることが...