かねつ‐じょうき【過熱蒸気】
沸点以上に加熱された蒸気。普通は水蒸気についていい、温度が多少下がっても水に戻らないので効率がよく、蒸気タービン・蒸気機関などに用いる。
カフェ‐マキアート【(イタリア)caffè macchiato】
エスプレッソに少量のミルクフォーム(蒸気で泡立てた牛乳)をのせた飲み物。マキアート。カフェマッキアート。 [補説]macchiatoは「染みのついた」の意で、エスプレッソの表面についたミルクの模...
カプチーノ【(イタリア)cappuccino】
エスプレッソコーヒーに、蒸気で温めながら泡立てた牛乳(スチームドミルクフォーム)を加えた飲み物。香りづけにシナモンなどを添える。→カフェマキアート →カフェラテ
か‐ほうわ【過飽和】
1 溶液中に、溶解度以上の物質が含まれている状態。 2 蒸気が、飽和点以上に存在すること。飽和水蒸気圧以上になっても、水蒸気が凝縮しないことなど。
かほうわ‐じょうき【過飽和蒸気】
露点以下になっても液化が起こらないで、不安定な状態にある蒸気。急激な冷却などで生じ、刺激があればすぐ液化する。
かま‐ぶろ【竈風呂/釜風呂】
昔、大きなかまどを蒸し風呂に利用したもの。中に塩水を含ませたむしろなどを敷き、余熱で蒸気を発生させる。
かりょく‐はつでん【火力発電】
石炭・重油などを燃料として蒸気タービンなどを回転し、さらに発電機を作動させて電気を生じさせること。「—所」
カルノー‐サイクル【Carnot's cycle】
フランスの物理学者S=カルノーの考えた、熱機関の熱効率が最大になる理想サイクル。蒸気などが、高温と低温との間を等温膨張・断熱膨張・等温圧縮・断熱圧縮の4行程で循環するというもの。
か‐れいきゃく【過冷却】
液体や蒸気を融点または沸点以下に冷やしても、固化や液化が起こらない状態。過冷。
かわ‐じょうき【川蒸気】
川を航行する喫水の浅い蒸気船。川蒸気船。「新大橋から—で家へ帰ろうと思いながら」〈荷風・雪解〉