ぞう‐し【蔵司】
律令制で後宮十二司の一。神璽(しんじ)、三関(さんかん)の割符、天皇・皇后の衣服などをつかさどった役所。くらづかさ。
ぞう‐しょ【蔵書】
書物を所蔵していること。また、その書物。蔵本。「—家」
ぞうしょ‐いん【蔵書印】
蔵書に押して、その所有を示す印。
ぞう‐しょう【蔵相】
大蔵大臣のこと。
ぞうしょ‐ひょう【蔵書票】
書物の所蔵者を示すため、表紙裏などにはる紙片。エクスリブリス。
ぞう‐す【蔵主】
禅寺の経蔵を管理する僧職。また、その人。
ぞう‐す【蔵司】
蔵主(ぞうす)の居室。また、蔵主。
ぞう・する【蔵する】
[動サ変][文]ざう・す[サ変] 1 おさめる。所蔵する。「万巻の書物を—・する」 2 中に含みもつ。「数多くの問題を—・している」
ぞうせい‐き【造精器/蔵精器】
シダ植物・コケ植物や藻類・菌類などの雄性の生殖器官。中に精子をつくる。→造卵器
ぞう‐ち【蔵置】
倉庫などにしまっておくこと。