ふじた‐びじゅつかん【藤田美術館】
大阪市都島区にある美術館。実業家藤田伝三郎とその子らの収集品を中心に、昭和29年(1954)開館。茶器、絵巻、仏典などのほか、国宝の曜変天目茶碗を所蔵。
ふじた‐ほけんえいせいだいがく【藤田保健衛生大学】
藤田医科大学の旧称。
ふじた‐もとし【藤田元司】
[1931〜2006]プロ野球選手・監督。愛媛の生まれ。慶大、日本石油で投手としてプレーしたのち、昭和32年(1957)巨人入団。選手期間は8年と短いものの、最多勝利をあげるなど活躍。のち同球団...
ふじた‐りゅう【藤田流】
能の笛方の流派の一。江戸初期、尾張徳川家に仕えた藤田清兵衛重政を流祖とする。主として名古屋を中心に活動。
ふじた‐れいはいどう【フジタ礼拝堂】
《(フランス)Chapelle Foujita》フランス、マルヌ県のランス市にある礼拝堂。正称は「平和の聖母礼拝堂」。日本出身の画家、藤田嗣治が建設。ロマネスク様式の礼拝堂で、藤田自らが設計・装...
ふじ‐だな【藤棚】
1 藤のつるをはわせて、垂れさがる花を鑑賞できるようにした棚。《季 春》 2 床の間・書院などのわきに設けた棚の一。
ふじつぼ【藤壺】
《庭に藤を植えていたところから》飛香舎(ひぎょうしゃ)の異称。 源氏物語中の人物。桐壺帝の女御、のち中宮。光源氏との間に冷泉(れいぜい)帝をもうける。桐壺帝の崩御後、出家して尼となる。光源氏...
ふじ‐づる【藤蔓】
藤のつる。
ふじと【藤戸】
岡山県倉敷市の地名。児島半島がもと島であったころは本土と「藤戸の渡し」で結ばれていた。源平合戦の古戦場。 謡曲。四番目物。源平の合戦で藤戸の先陣のおり、佐々木盛綱は口封じのために漁師を殺した...
ふじ‐なでしこ【藤撫子】
ナデシコ科の多年草。海岸に生え、高さ20〜50センチ。長楕円形の葉が対生。7、8月ごろ、紅紫色の花を開く。はまなでしこ。