ひる‐かん【蛭環】
「蛭鉤(ひるかぎ)」に同じ。
ひる‐が‐こじま【蛭ヶ小島】
⇒蛭ヶ島
ひる‐が‐しま【蛭ヶ島】
静岡県伊豆の国市にある史跡。永暦元年(1160)源頼朝が流された地。当時は狩野(かの)川の中州であった。蛭ヶ小島。
ひる‐が‐たけ【蛭ヶ岳】
神奈川県西部、相模原市と足柄上郡山北町の境にある山。標高1673メートル。丹沢山地の最高峰で、県内で最も高い。
ひるがの‐こうげん【ひるがの高原】
岐阜県中西部、大日岳東麓に広がる草原。標高900〜1000メートル、広さは東西3キロメートル、南北2キロメートルに及ぶ。太平洋側と日本海側を分ける分水嶺にあたる。湿原植物のワタスゲとミズバショウ...
ひる‐ぎ【蛭木/漂木】
ヒルギ科の常緑樹の総称。熱帯を中心に分布し、浅い海の泥地に生え、マングローブを形成する。葉は対生し、花は両性花で、実は母樹についたまま発根する胎生果実。日本にはオヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギ...
ひるこ【蛭子/水蛭子】
日本神話で、伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)二神の間に生まれた第一の子。3歳になっても足がたたないので舟に乗せて海に流したという。中世以後、恵比寿(えびす)信仰と結びついて尊崇された。ひるのこ。
蛭(ひる)に塩(しお)
《ヒルは塩をかけると縮むところから》恐ろしいものや苦手のものに出あって恐れ入り縮み上がるさまのたとえ。青菜に塩。なめくじに塩。
ひる‐の‐こ【蛭の子】
「ひるこ(蛭子)」に同じ。「—がよはひにもなり」〈源・松風〉
ひる‐まき【蛭巻】
太刀の柄・鞘(さや)や槍・薙刀(なぎなた)などの柄に、金属の細長い薄板を間をあけた螺旋状に巻いてあるもの。