おくに‐しゅう【御国衆】
地方から江戸に出てきた侍。御国家(おくにけ)。「—と見えて、花色小袖に浅黄裏を付け」〈洒・辰巳之園〉
おした‐の‐わかいしゅ【御下の若い衆】
昔、歌舞伎の最下級の役者の呼び名。稲荷町(いなりまち)。
おじき‐しゅう【御直衆】
直参(じきさん)の敬称。
おすえ‐しゅう【御末衆】
室町時代、幕府で雑役・宿直などを務めた下級の武士。御半下衆(おはしたしゅう)。
おそば‐しゅう【御側衆】
⇒側衆(そばしゅう)
おつめ‐しゅう【御詰衆】
⇒詰衆(つめしゅう)
おとぎ‐しゅう【御伽衆】
室町末期以後、将軍・大名のそばにいて話し相手や書物の講釈などをした人。御伽坊主。
おとこ‐しゅう【男衆】
1 男の人たち。おとこしゅ。おとこし。「御輿(みこし)を担ぐ—」⇔女子衆(おなごしゅう)/女衆。 2 男の奉公人。おとこしゅ。おとこし。⇔女子衆/女衆。 3 役者・芸者などの身の回りの世話をする男。
おとも‐しゅう【御供衆】
1 貴人を敬って、その従者らをいう語。 2 室町幕府の職名。将軍に近侍し、外出の際の供などをした役。
おなご‐しゅう【女子衆】
1 女たち。おなごしゅ。おなごし。⇔男衆。 2 女中。おなごしゅ。おなごし。⇔男衆。