ゆき‐あわ・せる【行(き)合(わ)せる】
[動サ下一][文]ゆきあは・す[サ下二]ちょうどその場に行って出あう。いきあわせる。「事故現場に—・せる」
ゆき‐いた・る【行き至る】
[動ラ四]行き着く。「みちの国にすずろに—・りにけり」〈伊勢・一四〉
ゆき‐う・す【行き失す】
[動サ下二]行方がわからなくなる。「我いづちも—・せなむ」〈百座法談〉
ゆき‐かい【行(き)交い/往き交い】
行きかうこと。ゆきき。往来。「人の—が絶えない」「—もない遠い仲」
ゆきかい‐じ【行き交ひ路】
行き来する道。また、往来の途中。「かりそめの—とぞ思ひこし今はかぎりの門出なりけり」〈古今・哀傷〉
いき‐か・う【行(き)交う】
[動ワ五(ハ四)]⇒ゆきかう
ゆき‐か・う【行(き)交う/往き交う】
[動ワ五(ハ四)] 1 行き来をする。往来する。いきかう。「車が—・う」 2 訪問しあう。交際する。「互いに—・った仲」 3 あるものが去って他のものが代わって来る。「楽しび悲しび—・ふとも」〈...
ゆき‐かえり【行(き)帰り/往き還り】
ある場所へ行って、帰ること。また、行きと帰り。往復。いきかえり。「学校への—」「—で違う道を通る」
ゆき‐かえ・る【行き帰る/往き還る】
[動ラ四]《古くは「ゆきがえる」とも》 1 行って、また帰る。往復する。「清き浜辺は—・り見れども飽かず」〈万・一〇六五〉 2 月日が再びめぐる。また、年が改まる。「あらたまの年—・り春立たばま...
ゆき‐かか・る【行(き)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 行きはじめる。いきかかる。「—・って引き返す」 2 行って、そこにさしかかる。通りかかる。いきかかる。「店の前を—・る」 3 行って関係する。いきかかる。「さだ過ぎ給へりし...