たなし【田無】
東京都中北部にあった市。青梅(おうめ)街道の宿場町として発達。西武新宿線が通じる住宅地。平成13年(2001)保谷市と合併して西東京市となった。→西東京
たんば‐ぐち【丹波口】
京の七口の一。京都から老ノ坂を経て丹波方面に至る街道口。
だいどう‐すじ【大道筋】
大通りの道筋。街道の通り筋。「堺の—に、長崎商ひして」〈浮・男色大鑑・五〉
だいぼさつ‐とうげ【大菩薩峠】
山梨県北東部にある峠。多摩川上流と甲府盆地とを結ぶ、青梅(おうめ)街道の要所。 中里介山の長編小説。大正2年(1913)から昭和16年(1941)にかけて発表。作者の死により未完。幕末を舞台...
ちくご【筑後】
福岡県南西部の市。筑紫(つくし)平野南部にあり、中心の羽犬塚(はいぬづか)はもと肥後街道の宿場町。筑後梨・花むしろの産地。人口4.9万(2010)。 旧国名の一。現在の福岡県南部にあたる。古...
ちゃつぼ【茶壺】
狂言。詐欺師が、街道で寝ている男から茶壺を取ろうとして争っていると、その地の目代(もくだい)が仲裁に入り、茶壺を持ち去る。
ちゅうごく‐じ【中国路】
中国地方の道筋。西国路(さいこくじ)。中国街道。 中国地方。
ちゅう‐ま【中馬】
江戸時代、信濃で行われた馬による荷物運送業。また、その馬。農家の副業として、伊那街道を中心に発達、江戸や名古屋とも結んだ。
ちょうふ【調布】
東京都中部の市。名は、古代、麻が栽培され、多摩川の水にさらして布を織り、調(税)としたことによる。もと甲州街道の宿場町。深大寺(じんだいじ)・神代植物公園がある。人口22.4万(2010)。
つぎ‐かご【継ぎ駕籠】
江戸時代、街道の宿場ごとに乗り替えていく駕籠。