もの‐し【物仕/物師】
1 物事をよく心得てする人。また、世事になれた人。巧者。「いみじき—ぞ、まろは」〈落窪・一〉 2 裁縫で仕える女の奉公人。おものし。「腰元、中居女、—を添へて」〈浮・胸算用・二〉
もの‐たち【物裁ち】
1 布地を裁つこと。また、布を裁って縫うこと。裁縫。「—などするねび御達」〈源・野分〉 2 「物裁ち刀」の略。
ものたち‐がたな【物裁ち刀】
裁縫で、布を裁つのに使う刀。裁ち物包丁。
もの‐はり【物張り】
洗い張りや染め物・裁縫などの仕事をすること。また、その人。「おのれは故宰相殿の—にてなん侍りし」〈今昔・二四・二七〉
ゆび‐ぬき【指貫】
縫い物をするとき、中指にはめて針の頭を押さえる裁縫用具。革製または金属製で、ふつう輪形。ゆびさし。
よう‐さい【洋裁】
洋服の裁縫。⇔和裁。
リッパー【ripper】
1 裁縫で、糸を切って縫い目をほどく道具。 2 ⇒リッピングソフトウエア
わ‐さい【和裁】
和服の裁縫。⇔洋裁。
わよう‐じょしだいがく【和洋女子大学】
千葉県市川市にある私立大学。明治30年(1897)設立の和洋裁縫女学院に始まり、和洋女子専門学校を経て、昭和24年(1949)新制大学として発足。
わり‐だし【割(り)出し】
1 割り出すこと。「原価の—を急ぐ」 2 結論を出すこと。「犯人の—に全力を注ぐ」 3 裁縫で、ある部分の寸法から他の部分の寸法を算出すること。 4 相撲のきまり手の一。片手でまわしを引き、他方...