にが‐いちご【苦苺】
バラ科の落葉低木。山野に生え、高さ30〜50センチ。枝にとげがある。葉は三つに裂けていて、裏面は粉白色。春、白い花を開く。実は赤く熟し、食べられるが、核が苦い。五月いちご。
にしき‐ごろも【錦衣】
シソ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ5〜15センチ。葉は倒卵形で、表面は葉脈に沿って紫色になり、裏面全体に紫色を帯びる。初夏、淡紅白色の唇形の花を開く。金紋草(きんもんそう)。
にせんえん‐けん【二千円券】
1 日本銀行券の一。額面は2千円で、平成12(2000)年7月19日発行開始。表面に守礼門、裏面に「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵巻」が描かれている。二千円札。 2 2千円分の利用ができる商品券や...
にまい‐がんな【二枚鉋】
普通の刃の裏面にもう1枚の刃を合わせて、軟木や逆目でも削れるようにした鉋。
ねわざ‐し【寝業師/寝技師】
裏面での工作がたくみな人。
のき‐しのぶ【軒忍】
ウラボシ科の常緑多年生のシダ。樹皮や岩の上、屋根などに生え、根茎は横にはう。葉は細長く、長さ10〜30センチ、裏面に円形の胞子嚢(ほうしのう)が2列に並んでつく。八目蘭(やつめらん)。いつまでぐ...
のじ‐ぎく【野路菊】
キク科の多年草。近畿地方以西の海岸付近に自生。高さ60〜90センチ。葉は三〜五つに裂けていて、裏面に灰白色の毛がある。秋、周辺が白色で中央が黄色の頭状花を開く。園芸品種の小菊の原種といわれる。
のめり‐げた【のめり下駄】
前部の裏面を斜めに切り落とした男子用の駒下駄。ぬめり下駄。
はくうん‐ぼく【白雲木】
エゴノキ科の落葉高木。山地に生え、葉は大きく円形で裏面が白い。5、6月ごろ、多数の白い花が総状につき、垂れて咲く。花びらは深く五つに裂けている。庭木にする。おおばぢしゃ。
はま‐ごう【蔓荊】
シソ科の落葉低木。海岸の砂地に生え、茎や枝は地をはい、高さ約50センチ。葉は楕円形で裏面が白い。夏、茎の先に紫色の唇形の花を円錐状につける。果実は漢方で蔓荊子(まんけいし)といい、薬用。はまつばき。