ろう‐ばい【蝋梅/臘梅】
ロウバイ科の落葉低木。高さ2〜4メートル。葉は卵形で、対生する。1、2月ごろ葉より先に、香りのある花を開く。花被は外層が黄色で光沢があり、内層が紫褐色。中国の原産で、観賞用。からうめ。《季 冬》...
ロジン【rosin】
天然樹脂の一。松やにの主成分。松やにを水蒸気蒸留してテレビン油を除いて得られる。また松材から溶剤を用いて抽出する。淡黄色ないし褐色のガラスのような光沢のあるもろい塊。製紙用サイズ・ワニス・印刷イ...
ロビン【robin】
ヒタキ科ヨーロッパコマドリ属の鳥。コマドリと同じ大きさで、羽色も似て、上面が緑褐色、顔から胸が赤く、腹は白い。ヨーロッパの森林に分布し、ヨーロッパコマドリともいう。英国では人家付近にもみられ、国...
ロート‐エキス
ロート根に希アルコールを加え浸出させて製したエキス。褐色で味は苦く、ヒヨスチアミン・アトロピンなどを含む。消化液分泌抑制・鎮痛・鎮痙(ちんけい)薬として用いる。
ローム【loam】
1 土性の区分の一。砂・シルト・粘土がほぼ等分の土壌。 2 火山噴出物が風化してできた赤褐色の土。関東ロームが代表。土性区分上はクレー(粘土)のことが多い。 [補説]「壚坶」とも書く。
ワイズ【WISE】
《Wide Field Infrared Survey Explore》2009年に打ち上げられた米国の赤外線天文衛星。口径40センチメートルの赤外線望遠鏡を搭載し、広域・高感度の掃天観測を行っ...
ワイルド‐ライス【wild rice】
イネ科マコモ属の植物。北アメリカ北東部の湿地に自生していて、濃褐色の種子をインディアンが食料にしていた。現在は、料理の付け合わせ用に栽培されている。
わか‐め【若布/和布/稚海藻】
チガイソ科の褐藻。外海の浅い所に生える。長さ約1メートルになり、暗褐色。外見は根・茎・葉に分かれ、葉は羽状に切れ込む。成熟すると茎の両側にひだ状の胞子葉ができ、めかぶ・みみとよばれる。古くから食...
わし‐みみずく【鷲木菟】
フクロウ科の鳥。全長66センチくらい。全体に褐色で、腹面に暗褐色の縦斑がある。頭には耳のような羽角をもち、目が赤い。ユーラシア大陸に広く分布。日本では迷鳥。
わた【綿/棉/草綿】
1 アオイ科ワタ属の植物の総称。古くから重要な繊維作物として栽培され、アジア綿(めん)・エジプト綿・海島綿・陸地綿などがある。日本では江戸時代から盛んになった。栽培されるのはインドワタの変種で、...