けん‐ぶつ【見物】
[名](スル) 1 催し物や名所旧跡などを見て楽しむこと。「芝居を—する」「高みの—」 2 見物人。「—が多い」 3 見る価値のあるおもしろいもの。みもの。
けんぶつ‐ざえもん【見物左衛門】
見物人を人名らしくいった語。田舎から出てきた見物客や吉原のひやかし客などにいう。「—をあてに土手の茶屋」〈柳多留・二一〉
けんぶつ‐しゅう【見物衆】
見物する人々。
けんぶつ‐にん【見物人】
見物する人。「—がぞくぞくと集まってくる」
み‐もの【見物】
1 見るだけの値打ちのあるもの。見てすばらしいと感じるもの。「この対戦カードは—だ」 2 見物すること。また、その人。「かの—の女房達」〈源・胡蝶〉