み‐あつ・む【見集む】
[動マ下二]あれこれと広く見る。多くの事や物に接する。「とかく人を—・め給ふままに」〈狭衣・一〉
み‐あつめ【見集め】
取り締まり。見張り。「後(あと)より清十郎、よろづの—に遣はしける」〈浮・五人女・一〉
み‐あて【見当て】
1 行く方向の目印。目標。「ただ山を—に野路を辿り初めた」〈木下尚江・良人の自白〉 2 先の予想。めど。けんとう。「先の—がないし」〈円朝・真景累ヶ淵〉
み‐あやまり【見誤り】
見あやまること。見まちがえること。「—のないよう注意する」
み‐あやま・る【見誤る】
[動ラ五(四)]見方をまちがえる。「姉妹を—・る」「信号を—・る」
み‐あらわ・す【見顕す】
[動サ五(四)]隠れている物事の実態を見つけ出す。また、あばき出す。見破る。「正体を—・す」
み‐あわ・す【見合(わ)す】
[動サ五(四)]「見合わせる」に同じ。「今回の計画は—・すことにした」 [動サ下二]「みあわせる」の文語形。
み‐あわせ【見合(わ)せ】
1 互いに見ること。 2 並べて比較すること。対照すること。「割註を添えましたからお—の上なおしながら御覧の程を願います」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 3 実行に際してしばらくようすを見ること。「計...
み‐あわ・せる【見合(わ)せる】
[動サ下一][文]みあは・す[サ下二] 1 互いに見る。見交わす。「顔を—・せて笑う」 2 あれこれと見比べる。対照する。「原簿と決算書を—・せる」 3 事情を考慮し実行するのを差し控えてようす...
み‐い・ず【見出づ】
[動ダ下二] 1 見つける。発見する。「いかでかかる古代の物を—・で給ひつらむ」〈落窪・一〉 2 内側から外を見る。「うちはを手まさぐりにして—・でて臥(ふ)したり」〈浜松・一〉