いぎ‐の‐みこ【威儀の親王】
即位の礼のとき、儀式の威容を整えることをつかさどり、高御座(たかみくら)のわきに立つ親王。
さい‐ないしんのう【斎内親王】
⇒斎皇女(いつきのみこ)
しん‐のう【親王】
《「しんおう」の連声(れんじょう)》 1 現行の皇室典範で、嫡出の皇子および嫡男系嫡出の皇孫の男子に対する称号。旧皇室典範では、皇子から皇玄孫までの男子の称号。 2 律令制で、天皇の兄弟および皇...
せいしゅう‐しんのう【世襲親王】
明治維新前、天皇の兄弟とか皇子とかでない皇族で親王の称を世襲することが許されていた宮家。江戸時代では伏見宮・桂宮・有栖川宮・閑院宮家がある。
ない‐しんのう【内親王】
1 皇室典範で、嫡出の皇女および嫡男系嫡出の皇孫である女子。旧皇室典範では、皇女から皇玄孫までの女子をいった。 2 律令制で、天皇の姉妹および皇女。うちのみこ。
にゅうどう‐しんのう【入道親王】
親王の宣下があったのちに仏門に入った皇族の男子。→法親王(ほうしんのう)
ほう‐しんのう【法親王】
出家したのちに、親王宣下(せんげ)を受けた皇子。ほっしんのう。
ほっ‐しんのう【法親王】
⇒ほうしんのう(法親王)
み‐こ【御子/皇子/皇女/親王】
1 (御子)神の子。特に、イエス=キリストをさす。 2 天皇の子。皇子・皇女。皇女は「ひめみこ」とも。「玉のをのこ—さへうまれ給ひぬ」〈源・桐壺〉 3 天皇の子で、親王宣下を受けた者。しんのう。...
むほん‐しんのう【無品親王】
品位(ほんい)をもたない親王。→品(ほん)2