いち‐ねん【一念】
1 ひたすら心に深く思いこむこと。また、その心。「親の—が通じる」 2 ふと思うこと。「—なりとも悔ゆる心を発(おこ)すべきなり」〈発心集・五〉 3 仏語。 ㋐非常に短い時間。瞬間。「ただ今の—...
いち‐の‐みこ【一の御子】
第1皇子。一の宮。「—惟喬(これたか)親王をば小原(こばら)の王子とも申しき」〈平家・八〉
いちふさ‐やま【市房山】
熊本県南東部・宮崎県西部の県境にある山。九州山地の高峰の一。標高1721メートル。熊本県側に流れる球磨(くま)川と宮崎県側に流れる一ツ瀬川の源流。山頂から人吉盆地・霧島山を眺望できる。また、山頂...
いち‐もん【一門】
1 同じ家系、または、同じ家族の人々。一族。一家。「藤原—」 2 仏教などで同じ宗派の人々。「天台—」 3 学問・武道・芸能などで、同じ師匠や指導者をいただく人々。「芭蕉—」 4 特に大相撲の世...
いちもん‐かい【一門会】
大相撲で、各一門に所属する部屋の親方の会。また、有名な落語家の弟子達の会。「二所ノ関—」「円楽—」
いち‐るい【一類】
1 同じ種類。また、同じ仲間。同類。 2 親族関係にあるもの。一族。一門。
いち‐れん【一蓮】
「一蓮托生(いちれんたくしょう)」の略。「夫婦、親子—の、示しの時刻延ばされず」〈浄・万年草〉
いっ‐か【一家】
1 一つの所帯。一つの家族。「結婚して—を構える」「—の柱」 2 家族全体。家じゅう。「—をあげて移住する」 3 学芸・技術などの一つの流派。また、独自の権威を認められた存在。「歌道で—を立てる...
いっかい‐にく【一塊肉】
血統を受け継ぐ一人の肉親。ただ一人の子。
いっ‐け【一家】
1 一軒の家。いっか。 2 家族全体。一家族。いっか。「—四人のものがふだんのように膳に向かって」〈鴎外・阿部一族〉 3 同じ家系の者全体。または、それに家来や雇い人をも含めた全体。同族。同門。...