とつ【訥】
[音]トツ(慣) 口ごもって、つっかえながら言う。「訥訥・訥弁/朴訥」
となえ【唱え/称え】
1 となえること。声に出して言うこと。 2 (称え)呼び名。称号。名称。
とな・える【唱える/称える】
[動ア下一][文]とな・ふ[ハ下二] 1 声に出して言う。声を立てて読む。「お題目を—・える」「呪文を—・える」 2 大声で言う。さけぶ。「万歳を—・える」 3 人に先んじて言いだす。首唱する。...
とは‐いいながら【とは言い乍ら】
[接]「とは言うものの
」に同じ。「相手は強い。—まったく勝機がないわけではない」
[連語]《「ながら」は接続助詞》「とは言うものの
」に同じ。「子供—、たいしたものだ」
とは‐いえ【とは言え】
[接]「とは言うものの
」に同じ。「彼は不満らしい。—、全く反対でもない」
[連語]「とは言うものの
」に同じ。「人数は少ない—、意気込みは盛んだ」
とむら・う【弔う】
[動ワ五(ハ四)]《「とぶらう」の音変化》 1 人の死を悲しみいたんで、遺族におくやみを言う。「遺族を—・う」 2 死者の霊を慰めるために追善供養を営む。「先祖の霊を—・う」
とり‐た・てる【取(り)立てる】
[動タ下一][文]とりた・つ[タ下二] 1 多くの中から特別に取り上げる。「一度の失敗を—・てて責める」「—・てて言うこともない」 2 大勢の中から特に選び出して用いる。抜擢する。引き立てる。「...
とんだ所(ところ)へ北村大膳(きたむらだいぜん)
「とんだ所へ来た」の「きた」に「北村」の「きた」を掛けて続けた言葉遊び。歌舞伎「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)」の河内山宗俊(こうちやまそうしゅん)のせりふの一節で、松江侯の屋敷...
とんでも‐な・い
[形]《「とでもない」の音変化》 1 思いもかけない。意外である。「—・い人にばったり出会う」「—・い発明」 2 もってのほかである。「—・い悪さをする」 3 まったくそうではない。滅相もない。...
ど‐いつ【何奴】
[代] 1 不定称の人代名詞。「だれ」のぞんざいな言い方。「そんな無礼を言うのはどこの—だ」 2 不定称の指示代名詞。「どれ」のぞんざいな言い方。「—でも同じだよ」