さん‐けい【算計】
数量をかぞえたり、はかったりすること。計算。勘定。「歳額の—」〈逍遥・小説神髄〉
三五(さんご)の十八(じゅうはち)
《3と5の積は15であるのを、18と誤る意から》計算や見込みを誤ること。「若き人には—、ばらりと違ふ事数々なり」〈浮・胸算用・一〉
さん‐し【算師】
律令制で、主計寮(かずえりょう)や主税寮などに置かれ、租税の計算などをつかさどった役人。
さん‐しき【算式】
加減乗除の符号を用いて計算の順序や方法を示した式。
さん‐しゅつ【算出】
[名](スル)計算して数値を出すこと。「必要経費を—する」
さん‐じゅつ【算術】
1 計算の方法。算法。古くは数学全般をいった。 2 旧制の小学校における教科名。現在の算数がほぼこれにあたる。
さん‐すう【算数】
1 数をかぞえること。計算すること。また、その結果得られた数。「或る冀望の点に達す可きやの—を得ること難からず」〈福沢・福翁百話〉 2 小学校の教科の一。初歩の数学。数量や図形について基礎的知識...
さんすう‐セット【算数セット】
小学校低学年の算数で用いられる副教材の一。数の概念や加減乗除などをわかりやすく説明するためのもので、おはじきや計算カード、時計の模型などが一そろいになっている。
さん・する【算する】
[動サ変][文]さん・す[サ変]かぞえる。計算する。ある数に達する。「五人の代表の中に—・する」「人口は五〇万を—・する」
さん‐てい【算定】
[名](スル)金額・数量などを計算して決めること。「出張費を—する」「—基準」