りょく‐は【緑波】
緑色に見える波。青波。「—、岸を打て」〈織田訳・花柳春話〉
りょ‐ぐう【旅寓】
[名](スル)旅先で宿泊すること。また、その宿泊所。「原告人の—せる客舎前を」〈中村訳・西国立志編〉
リラのはな【リラの花】
与謝野鉄幹による訳詩集。大正3年(1914)刊行。「三田文学」「スバル」などの雑誌に掲載、紹介してきたヨーロッパの現代詩の日本語訳をまとめて出版したもの。
りん‐かん【輪奐】
《「輪」は高大、「奐」は大きく盛んな意》建築物が広大でりっぱなこと。「われは大統領の館の—の美を訪ねて」〈鴎外訳・即興詩人〉
りん‐こく【稟告】
[名](スル)《「ひんこく」の慣用読み》申し出ること。申し上げること。「愛蘭(アイルランド)の副王なりし甘伯伝(カンブデン)に—し」〈中村訳・西国立志編〉
りん‐ね【輪廻】
[名](スル)《「りんえ」の連声》 1 《(梵)saṃsāraの訳。流れる意》仏語。生ある者が迷妄に満ちた生死を絶え間なく繰り返すこと。三界・六道に生まれ変わり、死に変わりすること。インドにおい...
りんぶ‐きょく【輪舞曲】
1 輪舞に使われる楽曲。 2 「ロンド」の訳語。
りんり‐がく【倫理学】
《ethicsの井上哲次郎による訳語》共同体における人と人との関係を律する規範・原理・規則など倫理・道徳を研究する哲学の一部門。
りんりがくのこんぽんもんだい【倫理学の根本問題】
《原題、(ドイツ)Die ethischen Grundfragen》ドイツの哲学者リップスによる著作。1899年刊。日本では、大正5年(1916)に阿部次郎による抄訳本が出版されている。
リードミー【readme】
アプリケーションソフトなどに添付される、利用案内や注意事項などが書かれたファイル。 [補説]多く「readme.txt」のように、ファイル名に使用される。日本ではこれを訳して「お読み下さい.tx...