けい【詣】
[常用漢字] [音]ケイ(慣) [訓]もうでる いたる 1 高い所・境地に行きつく。「造詣」 2 社寺にもうでる。「参詣」
けい・す【詣す】
[動サ変]寺や神社にもうでる。参詣する。「宇佐宮(うさのみや)に—・して」〈盛衰記・一八〉
まいり‐ばか【詣り墓/参り墓】
両墓制で、実際に遺体を埋葬した墓とは別に、参詣するためにだけ設ける墓。空墓所(からむしょ)。引き墓。→埋(う)め墓
まで【詣で】
動詞「まう(詣)づ」の未然・連用形「まうで」の音変化。→詣(もう)でる「つねに—まほしうなりて」〈枕・三三〉
まで・く【詣で来】
[動カ変]「もうでく」に同じ。「右の大殿よりいと恐しきことの聞こえ—・来(こ)しに」〈源・夕顔〉
もう・ず【詣づ】
[動ダ下二]「もうでる」の文語形。
もうで【詣で】
もうでること。参詣(さんけい)。「初—」「墓—」 [補説]「永田町詣で」のように、参上・伺候の意で使うこともある。
もうで・く【詣で来】
[動カ変]《「まいでく(参出来)」の音変化》 1 貴所や貴人のもとへやって来る。参上してくる。「小野ふさもり—・きて、まうのぼるといふことを聞きて」〈竹取〉 2 (勅撰集などの詞書や、改まった会...
もう・でる【詣でる】
[動ダ下一][文]まう・づ[ダ下二]《「まいず(参出)」の音変化》貴所へ行くの意の謙譲語。 1 神社・寺・墓などにお参りする。参詣(さんけい)する。「先祖の墓に—・でる」 2 貴人のもとへ行く。...