ぶんぴつがんしんしょう【文筆眼心抄】
平安前期の詩論書。1巻。空海編著。弘仁11年(820)成立。「文鏡秘府論」から、詩文の実作に役立つ所を抄出したもの。ぶんぴつげんじんしょう。
ぶん‐ぼく【文墨】
詩文を作ったり、書画をかいたりすること。学問・芸術に関する方面のこと。文筆。
ぶん‐めい【文名】
作家としての名声。詩文にすぐれているという評判。「—を馳(は)せる」
ぶん‐ゆう【文友】
文学を通じての友人。詩友。
ぶん‐りん【文林】
1 文学者の仲間。文苑。文壇。「儒家—」 2 詩歌・文章などを集めたもの。詩文集。文苑。 3 《「洽聞記」にある、唐の高宋が見事なリンゴを献上した王方言を文林郎の官に任じたという故事から》リンゴ...
プラテーロとわたし【プラテーロと私】
《原題、(スペイン)Platero y yo》ヒメネスの散文詩。1917年刊。アンダルシア地方の自然や人々について、ロバのプラテーロに語りかける形で描かれている。別邦題「プラテーロとぼく」。
プランバナン【Prambanan】
インドネシア、ジャワ島中部にある遺跡。ジョグジャカルタの東約15キロメートルに位置する。8世紀から9世紀にかけて建造された、約30ものヒンズー教および大乗仏教の寺院が数キロメートル四方内に点在す...
プリエネ【Priēnē/Πριήνη】
小アジアにあったイオニア人の古代都市。現在のトルコ西部の町セルチュクの近郊に位置する。元はエーゲ海に面する港湾都市だったが、土砂の堆積などにより、紀元前4世紀頃、内陸の丘の上に再建された。劇場、...
プレイヤード【(フランス)Pléiade】
《すばる星の意》16世紀中期のフランスで活躍した詩人の集団。ロンサールを盟主とし、デュ=ベレら七人からなる。ギリシャ語・ラテン語の古典詩歌を模範とし、フランス語を改良し、それを用いた清新な詩によ...
プレシェーレン‐ひろば【プレシェーレン広場】
《Prešernov trg》スロベニアの首都リュブリャーナの中心広場。中央には19世紀の詩人プレシェーレンの銅像がある。周囲には17世紀創建のフランチェスコ修道会の教会をはじめ、バロック様式の...