えい‐しゅつ【詠出】
[名](スル)詩歌を作り出すこと。詩歌の形で思想・感慨を表現すること。また、その詩歌。「一編の詩現われて当時火の如かりし自由の理想を—し」〈独歩・独歩吟・序〉
えい‐しょう【詠唱】
[名](スル) 1 詩歌を節をつけて歌うこと。 2 ⇒アリア1
えい‐しょう【詠誦】
[名](スル)詩歌などを声に出してよむこと。誦詠。
えい‐しん【詠進】
[名](スル)詩歌をよんで宮中や社寺などに差し出すこと。「歌会始めに—する」
えい・ずる【詠ずる】
[動サ変][文]えい・ず[サ変] 1 詩歌を声に出してよむ。うたう。「万葉の歌を朗々と—・ずる」 2 詩歌を作る。「喜びを詩に—・ずる」
えい‐たく【郢斲】
《「荘子」徐無鬼の、郢の人が鼻の先に土を薄く塗り、匠石という大工に斧(おの)で削り取らせたところ、鼻を少しも傷つけなかったという故事から》詩文の添削を人に請うときに用いる語。郢斧(えいふ)。「—...
えいち【叡知】
《原題、(フランス)Sagesse》ベルレーヌの詩集。1881年刊行。ランボーに発砲した事件で逮捕された著者が、獄中でキリスト教への信仰を回復した際に書かれた詩が中心。
えい‐はく【曳白】
《「唐書」苗晋卿伝の、情実で合格した張奭(ちょうせき)が再試験で白紙を出した故事から》紙筆を持ちながら、詩文を作ることができないこと。
えい‐ぶつ【詠物】
自然の風物を題材として詩歌を作ること。また、その詩歌。詠物詩。→詠史(えいし)
えいゆうのしょうがい【英雄の生涯】
《原題、(ドイツ)Ein Heldenleben》リヒャルト=シュトラウスの交響詩。1897年から1898年にかけて作曲。作曲者自身の生涯を描いたとされる。ウィレム=メンゲルベルクとアムステルダ...