牛(うし)にひかれて善光寺(ぜんこうじ)参(まい)り
《信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を追いかけ、ついに善光寺に至り、のち厚く信仰したという話から》思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ。
うらしま‐たろう【浦島太郎】
浦島説話の主人公である「浦島の子」の、御伽草子以降の呼び方。また、その伝説。丹後国の漁師浦島は、ある日助けた亀の誘いで海中の竜宮に行き、乙姫の歓待を受ける。土産に玉手箱をもらって村に戻ると、地...
え‐さ【餌】
1 動物を飼育したり、誘い寄せたりするための食物。え。「金魚に—をやる」 2 生き物の食物。また、食事をわざと下品にいう語。「スズメが—をあさる」「—にありつく」 3 人をだましたり、誘ったりす...
お‐とり【囮/媒鳥】
《「おきとり(招き鳥)」の音変化か》 1 鳥や獣を捕らえようとするとき、誘い寄せるために使う同類の鳥・獣。《季 秋》「椋(むく)の木に—掛けたり家の北/子規」 2 相手を誘い寄せるために利用する...
おもいかね‐の‐かみ【思金神/思兼神】
日本神話で、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の子。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れたとき、誘い出す計画を立てた思慮のすぐれた神。八意思兼神(やごころおもいかねのかみ)。
御呼(およ)びでな・い
仲間にしたくない、誘いたくない、また、関係がないなどの意の俗語。御呼びじゃない。「いまさらあんたなんかは—・い」
かいあがり‐かいつけ【買(い)上がり買(い)付け】
金融商品取引法で禁止されている変動操作の手法の一つ。高値の買い注文を大量に出して株価を引き上げ、取引が活発に行われているように見せかけて、他の投資家がさらに高値で買い注文を出すように誘い込むこと。
かい‐つけ【飼(い)付け】
1 えさをまいて、魚を誘い集めること。 2 鳥獣などを飼いならすこと。
かそう‐ばいばい【仮装売買】
株式等に関して、売買の意思がないにもかかわらず、第三者に誤解を与える目的で、同一銘柄の売りと買いの注文を同時に出す行為。取引が活発に行われているように見せかけて他の投資家を誘い込み、株価の吊り上...
かんこう‐りっこく【観光立国】
国内の特色ある自然環境、都市光景、美術館・博物館等を整備して国内外の観光客を誘い込み、人々の落とす金を国の経済を支える基盤の一つにすること。 [補説]多くの国が観光局等を設置、観光資源の整備、観...