たんか‐うり【啖呵売り】
大声で口上を述べたてて物品を売ること。また、その人。巧みな話術で客の買い気を誘う商売方法。バナナのたたき売りなど。
ちゅうばい‐か【虫媒花】
昆虫の媒介によって受粉が行われる花。美しい色彩や香りをもつものもあり、蜜を分泌して昆虫を誘う。→水媒花 →鳥媒花 →風媒花
つじ‐ぎみ【辻君】
夜道に立って客を誘う売春婦。古くは、市中の路地に店を構えた遊女のこと。夜鷹(よたか)。「—はあまだれほどな流れの身」〈柳多留・四八〉
つ・る【吊る/釣る】
[動ラ五(四)] 1 (「攣る」とも書く)引っ張られた状態になって一方へ寄る。つれる。 ㋐筋肉が急に収縮し、痛くて動かせなくなる。ひきつる。「筋が—・る」 ㋑物の一方の端が引っ張られたように上...
とき‐すす・める【説(き)勧める】
[動マ下一][文]ときすす・む[マ下二]説明してすすめ誘う。「いろいろに—・めて、とうとう合点させて」〈鴎外・雁〉
なま‐め・く【艶めく】
[動カ五(四)]《「なま」は未熟の意》 1 異性の心を誘うような色っぽさが感じられる。また、あだっぽいふるまいをする。「—・いたしぐさ」「このくるまを女車とみて、寄り来てとかく—・くあひだに」〈...
なん‐ぱ【軟派】
[名](スル) 1 強硬な意見・主義などをもたない一派。「—の議員」⇔硬派。 2 新聞・雑誌などで、文化・芸能・社会関係の記事や記者。「—の雑誌」⇔硬派。 3 女性と交際したり、服装に気をつかっ...
ひく‐て【引く手】
1 自分の方に来させようと誘う人。 2 舞で、手を手前に引き寄せること。⇔差す手。
ひくて‐あまた【引く手数多】
来てくれと誘う人が多いこと。「技術者が少なくて—だ」
ひ‐ふう【悲風】
さびしく悲しそうに吹く風。悲しみを誘う風。「一句—のごとく耳をかすめて」〈蘆花・思出の記〉