まめし‐げ【忠実し気】
[形動ナリ] 1 まじめでたのもしいさま。「—なお姿をお目にかけなば」〈伎・貞操花鳥羽恋塚〉 2 はりあいのあるさま。「世間で悪う歌はれて、—もなき浮世やと」〈浄・丹波与作〉
みさお【操】
[名・形動]《不変の美や気高さなどをいうのが原義》 1 自分の意志や主義・主張を貫いて、誘惑や困難に負けないこと。節操。「信徒としての—」 2 (女性の)貞操。「—の固い妻」 3 上品で、みやび...
操(みさお)を立(た)・てる
1 志を変えない。節操を守る。 2 女性が貞操を守り通す。「亡夫に—・てる」
操(みさお)を守(まも)・る
節操を守る。また、女性が貞操を守る。「政治家としての—・る」
操(みさお)を破(やぶ)・る
1 節操を曲げる。 2 女性が自身の貞操をけがす。