あお‐きん【青金】
金と銀との合金で、銀を20パーセント程度含むもの。青色を帯び、美術品・装身具などに使用。→赤金(あかきん)
あお‐げら【緑啄木鳥】
キツツキ科の鳥。全長約30センチ。背が緑色で、頭が赤いが、雌は後頭部のみ赤い。日本の特産種で本州から屋久島・種子島まで分布。
あお‐しお【青潮】
赤潮のうち、比較的緑色に見えるもの。また、有機物の分解に酸素が消費され、酸素の乏しくなった海水が水面に上昇し、青白く見えるもの。水生生物に被害を与える。
あお‐しんごう【青信号】
1 進行しても安全であることを示す、青または緑色の交通信号。 2 安全であるしるし。事を進めてよいというしるし。「建設計画に—が出る」⇔赤信号。
あおせん‐くいき【青線区域】
営業許可なしに売春を行っていた飲食店街。特別地区として警察などの地図に青線で示されていた。昭和27年(1952)ころから昭和31年(1956)にかけて使われた語。青線地帯。→赤線区域
あお‐たん【青短/青丹】
花札で、青色の短冊に牡丹(ぼたん)・菊・紅葉がそれぞれ組み合わされて描かれた札。また、その3枚がそろった役。あお。→赤短
あお‐てる【青照る】
歌舞伎などで、幽霊の出るときなどに舞台を青白く見せるために燃やす薬品。また、その青白い火。→赤照る
あお‐でんしゃ【青電車】
終電車の一つ前に運行する路面電車。前後部の行き先標識を青電球で照明するところからいう。青電。→赤電車
あおはか【青墓】
岐阜県大垣市にある地名。赤坂と青野の間にある。古代の宿駅で、源義朝や源頼朝が逗留した所と伝える。長塚古墳・大塚古墳などがある。おおはか。
あお‐はだ【青肌】
1 髪の毛、ひげなどをそったあとの青々と見える肌。 2 モチノキ科の落葉高木。山地に自生。樹皮の外皮は薄くて灰白色、内皮は緑色。葉は卵形。雌雄異株。初夏、緑白色の花が集まってつき、秋に丸くて赤い...