かんしつせい‐じんえん【間質性腎炎】
腎臓の間質(糸球体や尿細管をとりまく組織)に炎症が起こる病気。糸球体腎炎に対する語。しばしば炎症が尿細管に及ぶことから尿細管間質性腎炎とも呼ばれる。
かんしつせい‐はいえん【間質性肺炎】
肺炎が肺の間質、すなわち肺胞壁や支持組織の部分に起こるもの。放射線・薬剤・ウイルスによるものや、免疫機能の低下で起こるニューモシスチス肺炎などがある。
かんしゃく‐だま【癇癪玉】
1 少量の火薬を金剛砂に混ぜ、紙に包んで小さな玉にしたもの。投げつけると破裂して大きな音を出す。 2 癇癪によって起こる怒り。「—が破裂する」
カンジダ‐しょう【カンジダ症】
《(ラテン)Candida》カンジダという真菌の感染によって起こる病気。口・外陰部・膣(ちつ)などの粘膜や皮膚、消化管内に異常繁殖して、湿疹・皮疹や下痢・腹痛などを起こす。モニリア症。
かん‐じょう【感情】
物事に感じて起こる気持ち。外界の刺激の感覚や観念によって引き起こされる、ある対象に対する態度や価値づけ。快・不快、好き・嫌い、恐怖、怒りなど。「—をむきだしにする」「—に訴える」「—を抑える」「...
かんじょうどうみゃく‐こうかしょう【冠状動脈硬化症】
冠状動脈の血管がコレステロールの沈着などによって狭くなったり詰まったりしたため心筋に必要な酸素が供給されなくなって起こる病態。狭心症・心筋硬塞(こうそく)・不整脈・突然死などの原因となる。50〜...
かん‐せい【間性】
雌雄異体の種で、雌と雄との中間の形質をもつ異常個体。性染色体異常などによって起こるが、体細胞の遺伝子構成は正常で、体のどの部分の細胞も同一型の遺伝子をもつ点が雌雄同体・雌雄モザイクとは異なる。
かんせい‐ろくまくえん【乾性肋膜炎】
胸膜の間に水のたまらない型の胸膜炎のこと。結核菌の感染などによって起こる。→湿性肋膜炎
かん‐せん【感染】
[名](スル) 1 病原体が体内に侵入すること。特に、そのために種々の病態が起こること。「結核に—する」「新型ウイルスが人に—する仕組みを解明する」 2 影響を受け、それに染まること。「過激な思...
かん‐ちょう【干潮】
潮が引いて、海水面が最も低くなる現象。ふつう、1日に2回起こる。低潮。引き潮。⇔満潮(まんちょう)。