かがく‐かせき【化学化石】
地層中に残された生物に由来する有機物の痕跡。有機物そのものが残るほか、炭素の同位体比の分析などで生物由来の有機物の痕跡であることが明らかになる場合がある。地球上における生命の起源を探る上で重要な...
かぐら【KAGRA】
岐阜県飛騨市、旧神岡鉱山内に建設された東京大学宇宙線研究所の重力波望遠鏡。地面振動が少なく温度・湿度が安定した鉱山内に基線長3000メートルのレーザー干渉計を設置し、さらにサファイアの光学素子と...
カステル‐ガンドルフォ【Castel Gandolfo】
イタリアの首都ローマ南東部、カステリロマーニ地方の町の一。アルバーノ湖という火山起源のカルデラ湖に面する。17世紀初頭に教皇庁領になり、ローマ教皇の夏の離宮であるガンドルフォ城が建造された。桃の...
カステロ‐ブランコ【Castelo Branco】
ポルトガル中東部の都市。13世紀にテンプル騎士団が城と城壁を築いたことに起源する。農業が盛んでチーズ、豚肉の産地として有名。同国屈指のバロック様式の庭園として知られる司教邸庭園(宮殿庭園)がある。
かせき‐かいすい【化石海水】
海水に起源する化石水。石油や天然ガスに伴って産出するほか、地下深くから汲み上げて温泉として利用することもある。
かっしょく‐うん【褐色雲】
化石燃料の燃焼などによる人為起源の大気汚染物質と、砂漠化による砂塵からなるエーロゾル。日照量の減少や呼吸器疾患の増加を引き起こすとされ、特に東アジア、南アジア、東南アジアの大都市において頻発して...
かなのもとすえ【仮字本末】
江戸後期の語学書。2巻、付録1巻。伴信友(ばんのぶとも)著。嘉永3年(1850)刊。神代文字を否定し、仮名の起源と発展を探究・考証したもの。
カプトル【Kaptol】
クロアチアの首都ザグレブの中心部、旧市街の東側の地区名。11世紀末、ハンガリー王ラースロー1世が司教座を置いた中世の宗教都市に起源する。17世紀に隣接するグラデツと合併し、ザグレブと呼ばれるよう...
カヤ【Kaya】
ケニア南部、モンバサ以南のインド洋沿岸部に点在する森林に囲まれた集落跡。16世紀から17世紀頃にバンツー族系のミジケンダ諸族が移住し、19世紀半ばまで居住していた。現在は諸族の起源神話に結びつく...
カラカス‐だいせいどう【カラカス大聖堂】
《Catedral de Caracas》ベネズエラの首都カラカスにある大聖堂。市街中心部、ボリーバル広場の東側に隣接する。16世紀末創建の礼拝堂に起源し、17世紀後半に現在見られるロマネスク様...