すて‐み【捨(て)身】
命を捨てる覚悟で、事に当たること。「—の戦法」「—で強敵に立ち向かう」
すり‐み【擂り身】
魚肉に食塩を加えてすりつぶしたもの。つくね・かまぼこ・ちくわなどにする。
するすみ【匹如身】
[名・形動ナリ]財産も係累もない身の上であること。また、そのさま。無一物。するつみ。するつむ。「世を捨てたる人の、万(よろづ)に—なるが」〈徒然・一四二〉
ずい‐じん【随身】
[名](スル)《「ずいしん」とも》 1 平安時代以降、貴人の外出のとき、警衛と威儀を兼ねて勅宣によってつけられた近衛府の官人。御随身(みずいじん)。兵仗(ひょうじょう)。 2 神社の左右の神門に...
せき‐しん【赤身】
1 衣服をつけていない、むき出しのからだ。 2 武具を身につけていないこと。
ぜん‐しん【全身】
からだ全体。からだ中。総身(そうみ)。「—泥まみれ」「—の力をこめる」
ぜん‐しん【前身】
1 その人の以前の身分・職業。また、団体・組織などの、現在のようになる前の形。「気象庁の—は中央気象台である」⇔後身。 2 この世に生まれ出る前の身。前世の身。⇔後身。
そう‐しん【痩身】
1 やせたからだ。痩躯(そうく)。 2 美容の目的でやせること。「—術」
そう‐しん【総身】
からだ全体。全身。そうみ。「—の力をふりしぼる」
そう‐じみ【正身】
《「しょうじん」の音変化》その人自身。当人。本人。「さればよと心おごりするに、—はなし」〈源・帚木〉