みぶん‐そうぞく【身分相続】
人の身分上の地位の相続。民法旧規定の家督相続がこれにあたる。→財産相続
みぶんなき‐きょうはん【身分なき共犯】
身分はないが、身分犯の犯行に加担した者。収賄罪や背任罪などの、公務員や幹部など一定の立場にあることが成立の必要条件となる犯罪も、共犯者と認められれば同様に処罰される。
みぶん‐はん【身分犯】
犯罪の成立要件または刑の加減事由として、行為者が一定の身分を持っていることが要求される罪。収賄罪・業務上横領罪・保護責任者遺棄等罪など。→身分なき共犯
みぶん‐ほう【身分法】
私法関係のうち、家族的生活関係および身分関係に関する法。親族法と相続法の総称。現在は家族法の語を用いることが多い。→財産法
み‐へん【身偏】
漢字の偏の一。「躯」「躬」などの「身」の称。
み‐まか・る【身罷る】
[動ラ五(四)]《身が現世から罷(まか)る意》死ぬ。特に、中古では、自己側の者の死の謙譲語。「安らかに—・る」「いもうとの—・りにける時よみける」〈古今・哀傷・詞書〉
み‐まま【身儘/身随】
[名・形動ナリ]身を拘束されず、思うままにふるまえること。特に、遊女が、年季があけたり身請けされたりして、自由の身となること。また、そのさま。「銀が四貫匁あれば、太夫様は—にならしゃますが」〈伎...
み‐み【身身】
1 (「身身となる」の形で)身二つになること。出産すること。「舟のうちの住まひなれば静かに—と成らん時もいかがはせん」〈平家・九〉 2 各自のからだ。その身その身。「おのが—につけたるたよりども...
みみ‐かざり【耳飾り】
耳につける装身具。耳たぶにはさんだり、ねじで留めたり、穴をあけてつるしたりする。耳輪。イヤリング。ピアス。
ミミック【mimic】
1 他人の動作・言葉などを模倣すること。また、その人。 2 パントマイムの役者、および作者。 3 せりふ劇やオペラなどで、俳優の身振り・動作。特に、物まね動作。