し‐りん【四輪】
仏語。 1 大地、すなわち須弥山(しゅみせん)の下にあって世界を支えているという4種の大円輪。下から空輪・風輪・水輪・金輪(こんりん)。 2 転輪王の感得する金・銀・銅・鉄の4種の輪宝。
し‐りん【支輪/枝輪】
建築で、軒の斗栱(ときょう)部分や折り上げ天井で、斜めに立ち上がって並列している弧状またはS字状の材。
し‐りん【歯輪】
はぐるま。
しろ‐ぶくりん【白覆輪】
「銀覆輪(ぎんぷくりん)」に同じ。「黄河原毛なる馬に—の鞍置いて乗り給へり」〈平家・九〉
じゅう‐りん【従輪】
機関車の動輪の後ろに並んでいるやや小形の車輪。
じ‐りん【地輪】
1 仏語。四輪の一の金輪(こんりん)のこと。 2 密教で、五大の一の地大のこと。
すい‐りん【水輪】
仏語。 1 三輪・四輪の一。風輪と金輪(こんりん)との間にある水の層。 2 五輪の一。
せんい‐りん【線維輪/繊維輪】
1 椎間板の外層を形成する繊維軟骨性の層状組織。コラーゲンを多く含み、髄核を同心円状に包む。 2 心臓の心房と心室の境界にある、輪状の結合組織。三尖弁・肺動脈弁・僧帽弁・大動脈弁の四つの弁を、そ...
せんぷく‐りん【千輻輪】
「千輻輪相」の略。
せん‐りん【線輪】
コイルのこと。