し‐ほう【四方】
1 四つの方角。東西南北の方角。 2 周囲。「—から救いの手がさしのべられた」「五里—」 3 諸地方。諸国。天下。「—を治める」 4 正方形の各辺。「一センチ—」 5 四角。かくがた。 6 四す...
し‐ぼさつ【四菩薩】
人間界に最も縁の深い四菩薩。観音(かんのん)・弥勒(みろく)・普賢(ふげん)・文殊(もんじゅ)。
「法華経」涌出品(ゆしゅつぼん)に説く、末世に現れて法華経を世に広める役割をもつ四菩薩。上行...
しま‐えなが【島柄長】
エナガの亜種。目の周辺の黒帯がなく、頭部全体が白い。北海道に生息。
しま‐ながし【島流し】
1 罪人を島や辺鄙(へんぴ)な土地に送った刑罰。流刑。流罪。遠島。 2 遠い所や不便な所へ転勤させること。
しま‐ばえ【縞蠅/大麻蠅】
1 双翅(そうし)目シマバエ科のハエ。小形で、色彩や形状はさまざま。雑木林や水辺に多い。《季 夏》 2 ニクバエの別名。
シマンタ‐さんかい【シマンタ山塊】
《Macizo de Chimantá》ベネズエラ東部、ギアナ高地にある山塊。浸食が進んだ開析台地で、標高2200〜2600メートルのテプイとよばれるテーブル状の山々からなる。アウヤンテプイやロ...
シミラン‐しょとう【シミラン諸島】
《Mu Koh Similan》タイ南部、アンダマン海北部に浮かぶ諸島。マレー半島西岸の町カオラックの西約60キロメートルに位置し、大小九つの島が南北に連なる。周辺海域は透明度の高さと多様な海洋...
しも‐ぐち【下口】
後ろにある出入り口。裏口。「局(つぼね)の—辺にたたずんで聞けば」〈平家・一〇〉
しも‐ぶくれ【下膨れ/下脹れ】
[名・形動] 1 下の方がふくらんでいること。また、そのような形。 2 顔の下の方、特に、ほおの辺りがふくらんでいること。また、そのようなさまや顔。「—な(の)顔」
しも‐べ【下辺】
《古くは「しもへ」》しもの方。特に、川の下流の辺り。⇔上辺(かみべ)。「上辺(かみへ)には千鳥しば鳴く—にはかはづつま呼ぶ」〈万・九二〇〉