さげ‐ごし【下げ輿】
轅(ながえ)を腰の辺りで持って運ぶ輿。手輿(たごし)。
ささくれ
物の先端や表面、また、つめの周辺の皮などが細かく裂けたり、めくれたりすること。また、そのもの。さかむけ。
さしあい‐く・る【差し合ひ繰る】
[動ラ四]《連俳用語の差し合いを繰る意から》辺りへのさしさわりを考えて遠慮する。「げにも旅の気散じは、—・らず高声(かうしゃう)に話しものして」〈滑・膝栗毛・四〉
さしぶ【烏草樹】
シャシャンボの古名。さしぶのき。「川の辺(へ)に生ひ立(だ)てる—を」〈記・下・歌謡〉
さし‐わた・す【差し渡す】
[動サ四] 1 さおを差して舟を向こう側へ渡す。「新宮の川舟に奉りて—・すほど」〈増鏡・内野の雪〉 2 一方から他方へかけわたす。架す。「酒壺に—・したる直柄(ひたえ)のひさごの南風吹けば北にな...
サスカトゥーン【Saskatoon】
カナダ、サスカチュワン州中南部の都市。サウスサスカチュワン川沿いに位置する。1883年にオンタリオから来た禁酒主義者によって建設。周辺に豊かな農地が広がり、交通の要地、農産物の集散地として発展。...
サタプリア‐しょうにゅうどう【サタプリア鍾乳洞】
《Sataplia》ジョージア西部の都市クタイシ近郊のサタプリア山にある鍾乳洞。恐竜の足跡の化石が残っており、周辺一帯が国立公園に指定されている。
サタワル‐とう【サタワル島】
《Satawal》太平洋西部、カロリン諸島中部の島。ミクロネシア連邦に属する。隆起サンゴ礁の島で、漁業とタロイモ栽培が盛ん。伝統的な航海術が現在も用いられており、チューク諸島など周辺の島々と帆走...
さだ‐がわ【佐陀川】
島根県東部、松江市を流れる人工河川。宍道(しんじ)湖北東岸の浜佐陀から北へ島根半島を横切り、同市鹿島町恵曇(えとも)で日本海に注ぐ。長さ約8キロ。天明7年(1787)、松江城下と周辺の治水対策、...
さだ‐す・ぐ【時過ぐ】
[動ガ上二] 1 時機を失する。「沖つ波辺波の来寄る左太の浦のこの—・ぎて後恋ひむかも」〈万・二七三二〉 2 盛りの年齢を過ぎる。「いと—・ぎ、ふるぶるしき人の」〈枕・八三〉